生後3日目
入院中はNICUにたくさん会いに行けるから嬉しい。
携帯電話やスマホは持ち込めなくて、デジカメならオッケー。夫が一眼レフ置いてってくれたけど、今まだそれを持って歩いていく体力がなかなか無くて写真撮れてない。ミルク飲んでる姿を早く撮りたい。
出産前のエコーで心臓にあきらかな奇形は見当たらないことが分かっても、出産後にドクターから「いま分かる時点であきらかな障害などは見つからない(検査したわけでなくドクターから見て、という意味だと思う)」と言われても、もしかしたらもしかしたらと昨日はそわそわしてた。いろんな不安をもってまたネットで調べちゃったり。
出産1週間前くらいから全然寝れてなくて、手術前日も当日も寝れず、精神的に落ちすぎてるからかなと思って昨夜は眠剤を処方してもらった。
大部屋に移動して隣の人のイビキもうるさかったし。。。眠剤とイヤホンと雨音のアプリのおかげでなんとか4時間は寝れた。久しぶり!
そしたら今日、だいぶ不安が取り除かれたようで、会いに行っても不安より「かわいいなぁ」という気持ちが強くなってた。
睡眠大事。めっちゃ大事。睡眠とって母体の精神を安定させるのがほんと大事だ。
母乳と愛情でしか、この子は大きくならない
わたしができるのはこれだけ。不安とか持ったところで、意味はない。それならばかわいいかわいいと思いながら娘に接しよう。
世界一無神経な夫と結婚して鈍感力を鍛える運命になったのは、もしかしたらこの時のためだったのかもしれない。と、真剣に思うw いやまじで。
今日はミルクがまた増えて15ccに。哺乳瓶で全部飲んでて「ルイのほうが飲めてなかったかも…」と思うくらいのグイグイっぷり。素敵。
しかも搾乳した母乳がスタートして嬉しい。約2年ぶりの搾乳は痛くて涙出るけど頑張るぞーい。
【第三子出産】女の子!1416g 極低出生体重児だけど元気に産まれてくれた
投稿したと思ってたけど下書きのままだった。帝王切開の感想をツラツラ途中まで書いていたけど、それはまた今度にしとこう。
2015年11月25日 14時23分。36週2日で産まれてきた1416gの小さな女の子。
1500g以下なので「極低出生体重児」となる。
- ■出生時の体重による分類
- 低出生体重児 ・・・2,500g未満で産まれた赤ちゃん
- 極低出生体重児 ・・・1,500g未満で産まれた赤ちゃん
- 超低出生体重児 1,000g未満で産まれた赤ちゃん
- 未熟児と低体重児・早産児の違い | スモールベイビー.com
翌日には酸素が外れ、口からミルクを飲んでいると看護士さんが嬉しそうに話してくれた。
わたしはそれがどんだけすごいことか分からずにいたけど、今のNICU卒業生たちのアルバムをみていると、何ヶ月も酸素チューブがついている子、6ヶ月でやっと口からミルクを飲めた子たちがいるのを知った。
我が子はとても早い方だ。それでも、やっぱり上の子2人のときとは全く違う。小さい。とにかく小さくて心配。普通の大きさで産まれてきても、新生児には心配が尽きないわけで、それが小さいと心配しまくるのは仕方ないかなとも思うけど。
もうそこは、NICUにいるから大丈夫!と医療と子どもの生命力を信じるしかない。ゆっくりでもいいから、大きくなってほしい。
今日、哺乳瓶でミルク10ccをゴクゴク最後まで飲んでる姿をみて、とてもとても嬉しかった。
上の2人のとき、出産後どれだけ身体がしんどくても授乳しないといけなくて本当に辛かった。授乳せず寝ようと思っても胸が張って痛くて寝れないしね。でも直接赤ちゃんに授乳できるっていうのは、とてつもなく幸せなことだったんだなぁ。
わたしは妊娠中から今も「胎児発育不全」とか「低体重児」とかでいろいろ検索してきて、一喜一憂してきた。あまり情報を自分で調べるのはオススメできないけど(母体や胎児によって状況が違いすぎるし)、少なからず私は救われた情報もあるため、どこかの誰かが少しでも何か感じることができるといいなと思い、今後もできるだけこの子の成長をブログに残そうと思う。
ちなみに妊娠中わたしは「胎児発育不全」とドクターから言われたことはない。もしかすると病名のように伝えると妊婦が動揺するから避けていたのかもしれない。
帝王切開で入院することになって、書面で「胎児発育不全」「胎児発育停止」と書かれているのを初めて見たくらい。今あらためて見ると「胎児機能不全」も書かれてた。これは入院前の最後の妊婦健診エコーで、心臓の何らかの奇形があるかもしれない、と言われたことがありそれのことだと思う。
手術前に別のドクター3人が45分くらいかけて再エコー。もし心臓の奇形の可能性も高ければ心臓の専門医がいるところへまた転院しなければいけないと言われていたしドキドキした。
エコーの結果、大丈夫だろう、ということで第一関門突破。出生後も明らかな障害は無いとのこと。
ホーーーーッ。
胎動を感じられる最後の1時間
写真は前日の夜の。いまはもう手術着を着てる。
現在お昼12:20。あと1時間くらいしたら、帝王切開の手術が始まるらしい。
胎動を感じられるのもあと1時間かーと思うと、寂しいような感じもする。
でもやっぱり、会えるのが1番嬉しいね。たぶんNICUに入るから、出てきて1度顔に近づけてもらえたら、すぐに離れないといけないけど。
昨日の21時から絶食、0時からはお水もダメ、それが明日朝まで続く。水すら飲めないのが30時間続くとか過去に経験したことがないので気持ち的に不安。点滴打ってるから身体的には大丈夫だろうけど。
わたしは何を思ったか、点滴つける際「右手でいいですか?」と聞いてしまった。つけたあとから看護士さんに「左利きなんですか〜」と言われ「右利きです」と言ったら「えw 大丈夫ですか?」と心配された。
自分でもよく分からない。まぁ、せっかく育児もお休みの入院中だし左手も積極的に使って右脳トレーニングでもするか。
今日から入院。第三子の出産 at MFICU
12月21日が予定日だったけど、胎児の発育成長率が6-7ヶ月頃から低下し、ここ1ヶ月はさらに成長率低下。37週に入ったらすぐ入院して出産の流れにしましょうと言われていたのだけど、この1-2週間が推定体重がほぼ横ばい(成長停止)とみても良いくらいになってしまったので36週2日目の明日、帝王切開で出産となった。
ドクターには「促進剤に赤ちゃんが耐えられるかの検査をして、もし耐えられそうならそのまま下から分娩。問題が起きたら緊急帝王切開にします」と当初言われていたけど、ここ1週間(妊娠とはまた別の要因で)かなり精神的に落ちてしまったのか夜全然寝れず、体力的にも精神的にもリスクがありそうな陣痛促進剤からの、もしかすると緊急帝王切開という流れでの出産に不安があり相談してみた。赤ちゃんもかなり小さいのと、胎児の心拍を計るモニターを長い間つけた結果、出産は最初から帝王切開にする方向に決まった。
3回目の妊娠にして初の大きなトラブル。やっぱり出産というのは当たり前にスムーズにいかないのだな、と身をもって感じている。今ドラマ「コウノドリ」が放送されているので、入院当日の今日は「リアルコウノドリか…」と思いながら院内を歩いた。まぁ、わたしなんかよりもっと切羽詰まった妊婦さん・出産状況は山ほどあるんだけど。
成長率が低下した頃から何度も、産まれてからのいろんなリスク・可能性を説明されてきた。とっても不安が大きいけど、とにかく生きて産まれて来てくれますように。
結婚記念日
誰だ?
・・・俺だよ、オレ。ばーちゃん、俺です。
今日は8回目の結婚記念日。と、いうわけで記念撮影・・・・
な、わけあるかい。今年なわけ、あるかい。
これは1回目の結婚記念日の写真。2008年時点。つまり7年前。
月日というのは残酷だ、なんて、大丈夫、わたしが一番思ってる。
このときは身体も眉も細いだとかなんだとか、そういう話じゃないわよね。なんか、もう自分であるという認識すら、ない。他人の写真あげてる感覚。あと、もうね、30過ぎると記念日とは言えこんな格好する勇気ないわ。
いや、もう一回結婚とかすることになれば、そら着るかもしれないけどさ。・・・って、結婚記念日に言う話じゃねえ。
まぁともかく、ちょうど先日荷物の整理してたら1回目の記念日に撮った写真たちが出てきて、iPhoneで撮り、夫に無言で送ったら「え、何ww」みたいな反応だった。「え、誰」じゃなくてよかったよね。
「プロフィール写真にしたら?」って言われたけど、これ今更変えたら完全に詐欺だろ、ってことで、しない。まぁ、今のプロフィール写真はこの記念日写真よりも前に撮ったやつだけどね…。プロフィール写真変えるとネット上でのお友達に、誰か認識してもらえなくなりそうで変えられない罠。
ともかく、家族全員で無事に8回目の記念日を迎えられてよかった。
無意識に \(^o^)/(オワタ君)を描いてしまった自分を少し責めたけど、まだオワテナイからダイジョブ。
ありがたいことに、結婚記念日らしく夫からはお花を贈呈された。
オタクがお花屋さんで買ってくれてる姿を想像しただけで萌えるねー。お返し(?)に、今日はエビフライとシチューを作ったよ。ルイサキが好きなメニューだね。
8年前の今日、神戸で入籍パーティをしたので去年までは毎年神戸に出かけていたけど、今年は残念ながら夫が忙しすぎて無理だった。ランチに行きたいお店があったので残念だけど、昔よりこだわりはなくなり、ほんとにみんなが健康で無事に記念日を迎えられたことが何よりありがたい。
9年目の結婚生活も、ギリギリな日々もあると思うけどなんとか精進していこう。レッツゴー。