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完全に思いつきで書いています。

中島芭旺くんのお母さん「水飲み場に連れて行くのでなく、水飲み場のありそうな場所を教えることが大事」

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不登校から再び学校へ 「11歳の哲学者・中島芭旺くん」に母が贈った言葉(PRESIDENT Online)

 

中島芭旺くんという11歳の男の子のことはあまり知らないけど(有名だということくらいしか知らなかった)、そのお母さんの言葉がとても勉強になりました。

 

特にすごいなと思ったのはゲームを止めないこと。育児書でもゲーム時間を決めたりするより子どもの自主性に任せたほうがいいと書かれてることも多いけど、実際それをするのは難しい気がします。

 

好奇心旺盛な芭旺くんからは、「なぜ?」と聞かれることも多い。そのときも、答えを教えることはもとより、一緒に考えることもせずに、「あそこに答えがあるかも」「あの人に聞けばわかるかも」とヒントだけ与えるようにするのが弥生さんの方法だ。
「一緒に考えてしまうと、親の思考や価値観が入り込み、結果、子供の邪魔をすることになってしまう。水飲み場に連れて行くのでなく、水飲み場のありそうな場所を教えることが大事だと思っています」
ゲームに対する考え方も“常識”とは異なる。1日30分までなどと制限をする家庭は多いは、弥生さんは一度も止めたことはないという。やるのもやらないのも、本人の自由だからだ。

 

我が家でいうとルイはとにかくテレビやゲームが大好きで、こちらが何も言わなければ一日中しちゃいます。実際、ハワイからの帰りの飛行機で「飛行機の中なら好きなだけテレビ観ていいよ」と言ったら乗ってる間中ずーーっと観てた。食事やトイレ以外の時間、8時間は観てた。もしかしたらこれは「今ならいいんだ!!」という特別感もあったかもしれないけど。自分で決めされるのまだこわいなー・・・と思ってしまいます。

 

ゲームとかテレビは、わたしはやっぱり「あんまりやらないでほしいな」「本を読んでほしい」「オモチャをつかって自分の頭で考えて遊んでほしい」とか思ってしまうんですね。ステレオタイプな考え方すぎるかなぁ・・・

 

でもそのときは、わたしたち親がテレビ以上におもしろいものを与えてあげられてないんだなという自覚を持つようにもしています。

 

  • テレビもゲームもおもしろいけど、他にもいろんな楽しいことがあると知ってもらうこと
  • 「放任」と「自主性に任せる」の境目は難しいけど、子ども本人の性格や行動を観察してその子に合いそうな境目を見つける

 

これを、改めて気をつけていこうと思ったのでした。あと、長時間テレビを観るのも集中力が必要なので「この子は集中力があるなー」というプラスの面も忘れないようにしたい。

 

続いて「うおーまじか」と思ったのは「水飲み場に連れて行くのでなく、水飲み場のありそうな場所を教えること」という点。

 

わたしは最近やっとアドラーの言う「水飲み場までは連れていけるが、水を飲むか飲まないかは子どもが決めること」というようなことを体得して、こっちはやってほしいけど子どもが「やらない」と決めたことはイライラせずに尊重できるようにはなりました。

 

でも「水飲み場まで一緒に行かない」はなかなか実践が難しい。少なくとも色んなことを知るまでは一緒にやりたいと思っちゃう。子どもの年齢的なものもあるのかな。

 

今ルイには「6歳からは全部自分で決めていいんだよ。わからなかったら聞いてくれればいいし、手助けが必要だったらいつでも助ける」と言ってるけど…わたし自身も無意識に子どもを型にはめようとしてる部分がある気がするから日々気をつけよう、と思いました。

 

子育て、ルイが年齢的に記憶を残す確率が高くなってきて、失敗が許されない毎日になってきた気がします。緊張するけど、こちらも日々成長していけるという意味なので、それを楽しみたいですね。

 

「家に帰りたくない」と思うような10代の子にさせないために。

 

 

それにしても、こんなに他者をうまく受け入れられるような素晴らしい考え方のお母様でも離婚というのは、あれですね。夫婦とは、男女とは、難しいもんなんですね。(いま中島芭旺くんをお父さんのもとで暮らさせるってことは、お父さんもそんなクズ人間ではないということだろうし)

 

見てる、知ってる、考えてる

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