染色体検査の結果
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写真は初めてのクリスマス。つまりちょうど生後1ヶ月。
2015/11/25に1416gで生まれた3人目の子、ユリ。まだ入院中。
36週で生まれたけど、週数にしてはあまりに小さいということで念のため染色体検査を受けていた。その結果が先月12月に出た。
ある日、結果が出ましたと看護士さんに呼ばれ、ドクターと別室に移動。空気は、軽いか重いかでいうと、重い。すごく重かった。わたしを呼んでくれた看護士さんの顔は非常に暗い。暗いような気がした。
結果の紙を2枚見せられた。1枚目は糸が並んだ画像が何枚もある。2枚目は異常ありか無しの結果が書かれているであろう紙。
2枚目を自分から見ることができなかった。目を動かさずに、1枚目の紙を凝視しながら、ドクターの説明を聞く。聞いてる間、心臓がバクバク鳴ってるのが分かる。
たとえどんな結果になっても受け入れる!
死ぬような病気じゃない限り、悲観するのは止めよう!
障害は個性!
なにがあってもユリちゃん、愛してるからね!
自分に言い聞かせるように頭の中で繰り返す。「言い聞かせてる時点で、こういう気持ちもきれいごとなんかな」とどこかで思う自分もいた。
何も異常がありませんように。
産んだすぐ後は強く願っていたのに、だんだん強く願うことに抵抗が出てきたのは、NICUにいる明らかに障害がある子たちを毎日見てるからだと思う。
どんな状態でも、赤ちゃんはやっぱりかわいい。愛される存在。
何も異常がないことを願うことは「あの子たちみたいになりませんように」と言っているようで、抵抗が出てしまったのかな。
とは言え、我が子の健康を願う親(自分)の気持ちを否定する必要もないわけで。
ドクターのお話を聞いている間、相当緊張して手足が少し震えてた。少し吐き気すらしてた。
「・・・というわけで、ユリちゃんの場合、まったく異常はありません」
そう聞こえた後に、右の紙を見ると「異常なし」の文字が。
緊張の糸が切れ、身体から力が抜けるのが分かった。大きく1つ、ため息をついた。そのあとに「はい」とだけ、笑わずに言ったわたしの顔を不思議そうな顔で見るドクター。
こういうときどんな顔すればいいかわからないの。
リアルで綾波レイの気持ち、初め分かってしまった・・・
昨日のユリ、体重が2418g。産まれた日から1キロ超えしてNICUからGCUに移動。よく頑張った。
そして、ついに明日、退院。こんな日に大寒波が西日本を覆っているとかなんとか。車で行くので、大雪にならないことを祈るばかり。