サキ 2歳おめでとう！
1月18日。36時間続いた陣痛。あの日から2年。
ほんとに あっという間だったなー。サキは夜泣きもしないし寝つきもいいから大変だった時期がすごく短かったし、余計に早く感じたのかもしれない。
毎日ニコニコ、元気でいてくれてありがとう。最近は益々よく話すし、毎日毎日成長を感じる。
「さきちゃん なんさい？」と聞くと「2しゃい！」と答えながら指でも表現してくれるんだけど、
すごい難しそうな指使い。なぜそれ。萌える。
命名 有璃 (ユリ)
名前が決まった！
有璃(ユリ)
琉維(ルイ)と早葵(サキ)と同じく、漢字は京都の武信稲荷神社に依頼。ここはメールでやりとりできるから非常に便利。私たちの希望の名前の中には「めい」という名前もあったけど、苗字に合う良い運勢の漢字がなかったようで。(いくつか希望の名前を出し、その中から良い漢字をつけてくれる)
あと、有葵(ユキ)というのも選択肢にあって夫婦間で非常に非常に悩んだけど、最終的にはルイに決めてもらった。最後はお兄ちゃんが選んだんだよ〜と言ってあげるのがいまの夢。
3人共、当て字ではないけどなかなか難しい漢字になったなー。ルイサキまでは偶然だけど、ユリはあえて共通させたのは「i」で終わること。
Rui, Saki, Yuri
子ども達みんなiだね〜とか言ってたら、よく考えたら私も夫もiで終わる名前だった。特にこだわりではなくほぼ偶然。
そしてユリは今日で生後16日目。予想してたけど、やっぱり退院するとブログなかなか書かないな。。やることたくさん。そして余裕があまりない。
じつは私が退院する生後7日で保育器から出た。鼻から胃につながっていたチューブも取れて、ほぼフリーダム。
出生後1200グラムくらいまで落ちた体重も、今日聞いたら1450グラムまでに上がり、出生時よりも大きくなってた。よかったーーー。
そして明日は私が直接授乳したり沐浴したりできるらしい。予想より早くて私がびっくりしている。
これからますます忙しくなるなぁ。順調で嬉しい。
生後7日目、母(わたし)退院
おしゃぶり姿が萌える。ルイサキは嫌がって使わなかったので、我が子の初おしゃぶり姿。ってか、おしゃぶりしかくわえさせてあげられないもんなぁ。しくしく。
5日目、6日目の2日間は黄疸の数値が上がったようで光線治療を再開していた。ミルクは1回25mlに増えた。今日は鼻から胃に通っていた管が抜けた。胃で消化できなかったミルクや空気を出すための管だったのだけど、それが要らなくなったというのも大きな進歩。普通の大きさで産まれた子よりも、毎日成長を感じる。
わたしはとにかく搾乳に勤しんでいる。赤ちゃんが隣におらず、泣き声はないのに夜中起きて搾乳に行くのはなかなか難しい。でも油断するとすぐに出なくなるので頑張らねば。ルイサキのときに泣きながら頑張ったおかげか、今はなかなかよく出る。経験ってのは嘘つかないもんだな。ルイのときは胸と会陰切開が痛すぎて痛すぎて家で泣いてた。帝王切開の傷は未だに痛いけど、くしゃみとかしたら最悪だけど、会陰切開の傷よりはマシのように思う。ま、出産はどの方法でも辛いということだな。
わたしは今日退院。お会計見てビックリしたんだけど、そうか、帝王切開なら保険適用になるから一時金(42万)より安くなるんだ。ルイサキのときと全然額が違う。帝王切開なら生命保険からもお金もらえるし、なんか同じ出産なのにお金の負担全然違うんだなぁ。
わたしの退院イコール、NICUへの通い妻もとい通い親生活の始まり。毎日母乳お届けいたします。クリスマス、年末年始も無休。お正月、帰省できないなー、どーするかなー。
生後4日目 ミルク20ml 点滴を外すことになった
今日からミルクを1回20mlに増やすことになったそうで、そしてそれを全部飲んでた。あんなに小さいのにこんなに飲めるのか、と思わされる。
体重は出生時の1416gから1200g台にまで落ちた。これは生理的にほとんどの赤ちゃんが下がるらしいのだけど、ただでさえ小さいので産まれたときよりカリカリの見た目になった気がする。
ただ今日嬉しいことが起きた。2つの点滴が全て外れたこと。栄養はミルク(と搾乳した母乳)からのみとなる。順調。嬉しい。
「漫画でいうと、こういう順調な子ほど急変してアレコレ……」
考え出すのは私がバカだから。まぁ不安になっても仕方ないと分かりつつも、完全に不安にならないなんて無理だわなー、まだ4日だもの。
で、今日はやっと主治医の先生と直接話すことができた。内容はこんな感じだったと思う。
まずはご出産おめでとうございます。赤ちゃんのことですが、36週で産まれましたね。この週数で1400gは、とびっっきり(とっても強調！)小さいです。ただ、産まれてからレントゲンやその他、あと肌の感覚をみると週数どおり育っています。小さい赤ちゃんは理由が大きく分けて2つあり、まず赤ちゃん側の理由。障害や病気などです。2つ目が、臍帯や胎盤などが理由というものです。今回は、臍帯のねじれがとても強くて赤ちゃんに栄養が行きにくかったことが理由であるとほぼ確信していますが、あまりに小さいので念のため染色体異常の検査をします。この検査はかなりプライベートなもので、超マイナーな細かい異常まで出ます。普通に生きてる人でもこの検査をすると何らかの異常結果が出ると思います。が、病名がつくような異常以外はとくに治療が必要でないものも多いのでそのあたり理解しておいてください。
メモしながら聞けなかったので、100パーセント正しくはないと思うけど大まかにはこんな感じだった。ひとまず、ドクターから「小さいけど週数どおり」と聞けてホッとした。あんなに小さいのに、内臓やら肌やらはちゃんと作って出てきてくれたことに感謝しかない。
後日、結果が出ました
泣いてる姿に感動するとは
そしてこれまた珍しく、というか産まれたとき以来はじめて泣く姿を見て、泣ける体力があることに感動しつつ、抱っこもできないのでどうしてやることもできない不甲斐なさ。
看護師さんがきておしゃぶり(小型)をくわえさせてくれた。普通にそれをチュッチュしてて感動。そして撫でてると寝た。
そういうの、普通の赤ちゃんと一緒なのか！と、また感動。めたんこかわいかった。今日はいろんな表情が見れた。ルイが新生児だったときの顔とよく似ている。タコみたいな口をするのも似ている。
当たり前と思ってたことが当たり前じゃないことを教えてくれる良い子だ。まずNICUという今まで知らなかった世界を見せてくれてる。
病院はゆっくり寝れない私は早く退院したいけど、入院中だからたくさん会いに行けると思うと、退院したくないなーと思う。
