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iGirl

主な登場人物:ルイ(5歳,男)・サキ(3歳,女)・ユリ(1歳,女)・夫(33歳,男)

「すごい」を多用せずに子どもを褒める方法

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ママも子どももハッピー!上手な叱り方 ほめ方 という本を読みました。

 

ママがつい言っちゃうけどよくない言葉ってたくさんあると思いますが、それを「言わないようにしましょう」じゃなくて「なぜ言ってしまうのか」ということに焦点があたっていて、その視点がとてもおもしろい。

 

安易に「言ってはダメ」という教えを説く感じではなくて「言っちゃいますよねー。その背景にはこんなママの気持ちがあるのかも?」という深掘り。共感できる点が多く、疲れているママが読んだらきっと救われる部分が多いです。

 

ただ、著者が「子育てネット」というサイト?名だから、専門書というよりママ友同士の雑談をまとめました、みたいな感じが強め。対応策も児童心理や脳科学にもとづいて、というより「こういう感じで乗り切っちゃおう」という軽い感じが強いと感じました。

 

好き嫌いによりますが、わたしは専門的な情報が欲しくて読書をするので「うーん。それは違うでしょ」と思う部分が多かったのも本音。

 

例えば第3章の「どんどん言おう ハナマル言葉」では、いい子だね、とか、すごいね、をBGMのように多用しようという紹介。褒めて育てるは基本だけど、あたりまえにできる年齢なのにできたら褒める、とか、行為の結果を褒め続けると、褒めなければ何もしない子になる可能性があるということは最近よく言われています。

 

アドラー心理学には褒めない叱らない、という言葉もあるくらいで。(ただ、これも個人的には疑わしい部分もありますが)

 

たしかに何も考えず、どんな状況でも「すごい!」と言って喜ぶ年齢もありますが、大きくなってくると「こいつ、適当にすごいって言うてるな」とバレます。わたしも「すごい!」とか「賢いね〜」とかはすぐ使いそうになりますが、多用しすぎないように気をつけています。特にルイには。

 

と、ここまで書いて発行年をみると2006年。10年前だから仕方ないのかもしれません。育児の常識ってここ数年でだいぶ違います。昔は「抱っこは抱き癖がつくからダメ」と言われていたけど今は「子どもが求めれば抱っこが基本。そのほうが情緒が安定する」と言われているように。

 

というわけで、10年前にこの内容だとかなり良い方かもしれません。内容が少し古いという前提を置きつつ読むのが必要ですが、他の育児書とは視点が違っておもしろいです。ページ数も多くないので、育児書とか今まで読んだことない、という人には入門としてオススメです。

ママも子どももハッピー!上手な叱り方 ほめ方

ママも子どももハッピー!上手な叱り方 ほめ方

 

 

ほめ方:「すごい!」以外に何て言えばいいのか

 

ついつい多用しちゃう「すごい!」「えらい!」ですが、じゃあそれ以外になんと言えばいいのか。

 

「前より上手になったね」

「前はできなかったのに、できるようになったんだね」

 

これがとても効きます。特に4歳以降に。

 

「結果を褒めずプロセスを褒める」という定説どおり、一時期「がんばったね!」をよく使っていたのですが、ある時期からルイが「いや、そこまで頑張ってない」とか「んー?」という顔をするようになりました。

 

言葉がわかるようになってくると、自分の気持ちが言葉どおりかどうかを気にするようになります。それほど大変でもなかったことに「がんばったね!」と言われると「そこまで頑張ってないなぁ」という気持ちを持つようになるのです。

 

自分の幼少期を思い出しました。私は小さい頃「おまえはワカラン星人やな」とよく言われていました。「これ好き?」など、何かに対して聞かれると「わからん」ばかり答えていたのです。「嫌いではないし好きな方だけど、もっと好きなものがあるから好きとは答えられないな」という思考です。大人になるとなんとなく言葉にはない背景を読み取るのですが、まぁ、大人でもそういう人がいますよね。(わたしの夫)

 

前より上手になったね、は事実なので、敏感な子どもも素直に受け止められます。実際子どもはほとんどのことが前より上手になるし、自分の成長を認めてもらえて得意げな顔をします。自分でも自分の成長を感じることができて嬉しいようです。

 

「ママは嬉しい」を追加するともっとハッピー

自分が親を喜ばすことができた、というのは子どもにとって非常に大きな出来事です。

 

「前より上手になったね。成長を感じられてママは嬉しい。」

 

これ、最強なので使ってください。親の気持ちを伝える大切さは「不登校は1日3分の働きかけで99%解決する」に詳しくあります。(この本のレビューも書こうと思いつつ月日が経っている・・・)

 

子どもが描いた絵をファイリングしている家庭も多いと思いますので、実際に子どもとそのファイルを見ながら言うのがいいですね。「ほら、上手になってるよね」「前は◯しか描けなかったのに」という会話からの「成長したね〜!ママ嬉しい!」です。

 

ここでの注意は「うまく描けたからすごい」とか「うまいからママは君が好き」はNGということです。これは、条件付きの愛情になってしまいます。

 

この言葉は比べるのは他人ではなく自分という意味でも、使える言葉がけだなぁと思います。

 

(シレッと自分のノウハウみたいに書いてますが、幾つもの育児書を読んでる人には常識的な内容ですね)

 

 

不登校は1日3分の働きかけで99%解決する

不登校は1日3分の働きかけで99%解決する