「イクメン」という言葉が流行ってよかったなーと思ったこと
今日テレビで、
「イクメン」って言葉なんて要らない。当たり前のことだしわざわざ言うことじゃない
って、つっちー(土田晃之)が言ってたー。男性がこういうこと言うのはまぁ、私ほど腹黒くもなれば「好感度アップ狙い?」ぐらいにしか思わないのですが、女性がそう言っていることもたまに耳にします。
「イクメンイクメンって、そんな言葉がないと育児しないのかよ!当たり前にやれよ!」的な。
だ・よ・ね〜。本音はそうだよねー。
でも個人的には、この「イクメン」、自分が子供もつまでに流行ってくれてよかったなー、テレビありがとう!車のCMありがとう!と思います。(イケダンはあんまり流行ってない気もするけど)
わたしの親戚が集まっている場所で、夫がいつものように息子を抱っこしていました。いや、わたしが親戚とゆっくり話せるようにいつも以上に世話をしてくれていました。
しかし私は内心、ちょっと厳しい叔母さんに「旦那にばっかやらせて!男に外でそんなことさせないの!」と言われるんじゃないかとちょっとビクビクしてたんです。おむつ替えとか。そういう感じの叔母さんなので。
ところがどっこい、叔母さんから出た言葉が「旦那さん、イクメンね〜」でした。これはびびった。ここまで浸透してたかイクメン、と。
叔母さんの顔をみると「私だって流行の言葉ぐらい知ってるわよ?」的なドヤ顔で、本当のところどう思っているのか(褒めてイクメンと言っているのかどうか)は分かりませんが、とりあえず「今の男の人はいろいろやってくれるからいいわよねー。イクメンが多いわねー。」と言ってくれていました。
この「今はそういう時代です」というニュアンスは、やっぱり「みんなが知ってる流行語」みたいなものから始まるんじゃないかなーと思うんですよね。イクメンという言葉が流行ってくれたからこそ「うちの旦那、イクメンなんです」が通じる。
「旦那に無理矢理やらせてる感」がない。「旦那が積極的に育児に参加して家庭円満!」な空気が出せる。
超便利じゃーん。
だからどんどん流行ればいいと思う。どんどんテレビで流れればいいと思う。流行って流行って、もう当たり前になって誰も言わなくなるぐらいになればいい。
イクメンで思い出したけど、息子が生まれたときに旦那さんの両親から送られてきた本があります。
パパがどんなふうに子供に接すると良いかとか、漫画もまじえて分かりやすく説明してくれています。
よく考えたら当たり前のことも多いけど、ハッとさせられる内容もたくさん。専門家の本だと個人意見より納得できるしオススメです。
この本でなくても、夫婦で同じものを読んで意識を共有するのはとっても大事。
って、なんか「イクメン」うんぬんが本の宣伝みたいになったけどステマじゃないです。裏でつながってないです。
「イクメン」って言葉に抵抗ある人も多いみたいだけど、みんなどんどん使ってこーぜーってお話でした。
私は恥ずかしくて使えてないけどね!