iGirl

完全に思いつきで書いています。

文庫本「告白」読んだ (ネタバレ特になし)

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先週末、「告白」の文庫本を読みました。

タリーズで朝から。いい時間やった・・・幸せ。

読み始めると止まらず、最初から最後まで読破してしまいました。


いま映画もやってますが 心が痛い内容だと聞いたので
DVDでもいいかなーと。


心が痛い系は大きい映像でみると痛くてうつになるからな、、、
というわけで、まずは本を。


作家の湊かなえさんは私の大学の先輩で、
名も無き大学なのにめずらしく有名人出たなーということで
前から気になってはいたのです。(しかも文学部じゃないって!どゆこと。)


武庫川女子大学は、いろんな大学で教えてる先生曰く
「ここの図書館は関西でトップレベル!」
とのことでした。


そんなことを言われるだけあって、かなりの数の本があるのはもちろん、
図書館にある椅子が超高級だったとか....


当時聞いた話では、学長が高級椅子マニアで、海外から仕入れた数百万〜の椅子もあると。(真相は不明)
それを聞いたわたしは椅子の価値も分からず無駄に寝転んだりしたものです。(超庶民)
湊かなえさんもあの図書館でいろんな本を読んだのかな〜と思うとなんかすげーーって感じですね。


私があの図書館で読んだものは「FBI精神異常者事件ファイル」みたいなマニアックなものばかりでしたが、、、。(もっと実になるもの読めばよかったなー)


ともかく、「告白」、おもしろかった。


おもしろい、には種類があって、読み終わって「あー!おもしろかった!」と感じて、
スパッと気持ちが切り替わるものもあれば(最近で言うと映画のアイアンマンとか)、


読み終わっても、ふと気づいたらその作品のことを考えてしまっている
---たとえば「あのとき森口先生は彼の母親に何かを言われたのかな?」とか---


こんなふうに種類が違います。


「告白」は後者で、ぽけーーーっとしてたらいつの間にかあの世界にいるんですね。
過去には東野圭吾さんの「秘密」がそんな感じでした。



告白、まだ読んでない人は是非ー。


暗い気持ちになったりいろいろ考えさせられて重い気持ちになることもあるかもですが
割と嫌な感じではないような気がします。


事件の加害者(その家族)・被害者(その家族)になる可能性がゼロだと誰もが言い切れないわけで。


むー、むー。