おばあちゃん言葉
一ヶ月半くらい前から祖母の千代子が入院しており、一昨日退院しましたー。だもんで今日おうちまで行ってきたよ。入院の理由は骨折です。寝てる間に圧迫骨折?したらしく。千代子は今だ全部の歯が自前で、食事にもかなり気をつかうタイプ。でも80も過ぎるとやっぱり骨にくるんですね。がんばれ、千代子。
わたしは小さい頃からほぼ千代子に育てられ、人生の大半を一緒に過ごしてきたわけですが、今も週に一回はオタク*1お宅訪問してます。前々から足腰は弱ってきていたので、買い物とか行ってあげたりねー。全国民が認めるおばあちゃん子です。
きっと全国のおばあちゃん子な皆様も悩んでいると思うことが「おばあちゃん言葉」。
「あかちゃん言葉」というのは有名ですが、おばあちゃん子業界では「おばあちゃん言葉」もけっこう有名です。「おばあちゃん言葉」の何が悩みかというと
「痴呆のボケか、ネタのボケか、はたまた天然笑いなボケか分からない」
ということに尽きますね。これは本当に分かりづらくてつっこみにくくてやるせないです。やるせなし。
で、千代子はというと、きっと痴呆はまだなんです。週1回若いもん(私)とあれやこれや話していると脳は元気でいてくれるようで。かと言ってネタを披露できるほど器用な女性ではないので、全てが天然というか、正しいことを覚えることすらめんどくさがるというか、そうゆうのが原因で起きています。
彼女にも千代子語というものがあります。方言ではないと思うんだー。もうずっとずっと大阪だし。うーん。
- (見方) 正・・・誤(千代子語)
- 点々から○Ver.「コンビニ」・・・「コンピニ」
- 濁点Ver.「ユニクロ」・・・「ユニグロ」
- ○が消えるVre.「パソコン」・・・「ハソコン」
- さんまのまんま「まんまちゃん」・・・「まんまんちゃん」
- 「キティちゃん」・・・「キッキーちゃん」
- 「森進一」「森昌子」・・・「森の進一」「森の昌子」
- 「明石家さんま」・・・「ええ男。嫌味がない。」
- 「たかじん」・・・「しゃべりすぎ。うるさい。*2」
むかし、一緒に「クイズ!ヘキサゴン」を観ながら一所懸命回答してたんだ。
Q:江戸時代の鎖国時に唯一ヨーロッパに開かれた、長崎にある扇形の島を何と言うか?
ってクイズが出てね、答えは「出島」なんだけど、千代子はずーっと
「ボットン島!ボットン島!!」って答えてたんだなあ。んな島ねーべ。自信満々だったから非常に残念でしたね。やるせなし。
あ、そうそう。この前まで、プラスチック製容器包装識別マーク「プラ」って書いてるやつ、
「タラ」って読んでたしね。
・・・あぁぁ、言われてみれば見えなくもない?
がんばれ、千代子。