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完全に思いつきで書いています。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(ネタバレちょっとだけアリ)

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二千七年九月八日土曜日、箕面カルフールにある109シネマズ映画、エヴァンゲリヲンをダーリンさんと観てきました。レイトショーで。もちろんコレとパンフレットを買いました。ポップコーンとジュースとフィギュアで1200円。「フィギュアなんて買うヤツあほ。」って言ってた昔がなつかしー!気が付いたら2400円出してワクワクしながら二体とも買ってた自分がおりました。(一人に一つのポップコーンは多すぎた。)ってか劇場限定のコレが欲しくてわざわざ箕面まで行ったんだけど・・・。(梅田ではえらく小さい映画館でしか上映してなかったのもある)

感想は・・・・何だかんだでエヴァ初心者(結局一回しか見通してない)のわたしが細かいことを語るわけにもいかず、ただただ主観的な感想なんだけども、あぁそれはそれは面白く観させていただきました。「テレビと一緒じゃん」という数々のブログをチラっと見てたんだけど、えぇ、一緒ですね、ただ、一緒なようで違いましたね。上級者いわく、台詞の言い回しやカットなど違った部分があったようですが、わたしの「違った」ってのは、ほんとに主観的に。リアルタイムで自分が直面している葛藤と、シンジくんの葛藤が嫌っていうほどかぶって、それはそれは心が痛んだり、でも感動させられたり、過去のジレンマを思い出したり・・・。

一回目に観たときと、明らかに心の持ち方が違う自分を発見し、それが一番面白かったです。一度目に観たときは、ただただ心が痛かった部分も、なぜか今回はいろんな角度から観れたし、一回目ではありえなかったけど感動して泣いてしまったー!!!エヴァで泣く人っているんかな?なんか恥ずかしかったし!でも最高に良かったよ!!!ゲンドウがシンジくんを初号機から「降ろせ」って言ったときにミサトさんが「彼は彼の意思で乗ったんです、降りることも彼の意思で決めさせるべきです!」(全く正確ではないけどこんなふうな台詞)って言ったとき、最上級に泣いてしまった。ミサトさん最高。あんな大人女性になりたい。あと3年・・・。ここ最近、ほんとにほんとに苦しいほどに「自分の意志」について考えてた。自分の意志って何なんだろう、自分を大事にするって何なんだろう、自分の感情を大事にするのと、ただワガママになるのとは何が違うんだろう・・・などなど。こんな悩みは、地球の未来を託されたシンジくんの葛藤なんかと雲泥の差がありますね。自分の意志と自分の運命の狭間で苦しむ14歳・・・。ほんとは12年前にシンジくんは14歳なわけです。つまり私は12年前シンジくんと同じ歳の14歳だったわけです。当時のわたしがエヴァを観たら、自我が崩壊してたかもなぁ。それか、全く共感できなかったのかも。わたくしごとですが14歳といえば、自分が2歳のときに両親が離婚していた事実を知った歳。しかも強烈な方法でw その歳では、まだまだ親って大きな存在だったんだろうなって今になって思う。大嫌いだと思ってた両親なのに、その事実を受け止めるにはあまりにも不適切な年齢だったのかも。中学二年生。2時限目にあった技術家庭の授業中、耐え切れなくなって教室を飛び出しトイレで泣きまくったことを思い出したw

さて。つまりはわたしの場合、結局、映画(アニメ、ドラマもしかり)ってどれだけ入り込めるか、なんですね。面白い、面白くないっていうのは、どれだけ共感できるか、なのかなって思いました。映像の仕事をしている人や、哲学を持ってアニメが好きなヲタクさんたちは、それぞれ何かいろんな視点から作品を観るのかもしれないけど、わたしの場合はそれかと。だから同じ作品でも観る時期によって感じ方は違うし、面白いと思える部分も違う。エヴァは12年前の作品とは思えないほど、今の世代にもリアルに共感できるものがあると思う。子供でも、大人でも。人間のジレンマって、終わりがないんだなぁ、と少し寂しくなってしまうくらい。

結論は、映画館で見るエヴァは最高ってこと!!!次回作、来月してくんね?(´・ω・`) 初号機の黄緑の部分が最高にキレイです。音も映像も当たり前だけど迫力があるし。何よりも予告に出てたメガネ少女はダレ??!!!カヲルくんが言ってた「三番目」ってナニゴトね???!!!ってかカヲルくんが出てきたあの箱は何ね???ばか!!ばか!!!気になるやんかあああぁぁぁ!!!!

以上。

photo:ぱんふれっとゲト(゜∀゜)