iGirl

主な登場人物:ルイ(5歳,男)・サキ(3歳,女)・ユリ(1歳,女)・夫(33歳,男)

3.11

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Google 未来へのキオク - あの日から 4 年



なんとなく思い出しメモをしておこう。


4年前の今日は東京の代々木にいた。単身赴任中で、妊娠7ヶ月の頃。


金曜日だった。
その日の夜に大阪へ新幹線で帰る予定が、もちろん地震で新幹線はストップ。というか、ストップするのかしないのか分からないくらいの混乱だったように思う。


夫が大阪から仕事後になんとか夜行バスで向かってくれたのか、翌朝向かってくれたのかは忘れたけど、とにかくあの日の夜は1人、西新宿に借りていた狭い部屋で余震に怯えていたことはハッキリと思い出す。




「東京の人は地震に慣れてるんだなー」というのが東京で働き始めて最初に思ったこと。小さな地震では動揺しない。阪神大震災をモロに経験したからか、わたしは小さな揺れでも結構びびっていた。


その日揺れがきたのは会議中で、揺れ始めてから少しの間は「あ、またか」みたいな空気だった。わたしもその頃には少し慣れて、そんなふうに思えた記憶。


たしか1回揺れは落ち着いて、数分後にまたやってきたように思う。会議中ということもあり最初は皆なにも言わなかったけど、ガタガタガタという音がするころには明らかに普段と違うということに気づいた。揺れが長すぎる。


男性役員の1人が「みんな机の下に隠れて!」と大きな声で言った。その声によってみんなが「普段と違う!」というモードにすぐなれたと思う。ああいう場面で冷静に対応できる人は今考えてもすごい。


私は何もできずにいた。机の下に正座したけど(お腹がすでに大きかったので他の座り方ができなかった)、座っていても倒れそうなくらい大きな揺れで本当にこわかった。人生で1番強く「神様!お願いします!」と心で叫んだ。この揺れを止めてください。ビルが崩れる前に揺れを止めてください。


祈っても意味がない、とはその時も思ったけど、パニックのときは祈るくらいしかできないことを痛感した。


揺れの最中なのに「あさみさん大丈夫ですか?!」と、妊娠中の私を気遣ってくれたアルバイトさんのことは忘れない。わたしより全然若いのに… やっぱり人間は年齢じゃない。


そのあと、揺れが落ち着いてオフィスに戻ったはいいけど、津波と原発のことを知りもっと恐ろしくなった。ものすごすぎてリアリティーがないというのは9.11のあの映像をみたときと同じ感覚だった。


自分が経験した怖さなんて比にならない怖さを感じた人が山ほどいる。


大好きだよ」瓦礫に母残し4年 19歳が誓った言葉(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース


その時、足下から私の名前を呼ぶ声が聞こえ、かき分けて見てみると釘や木が刺さり足は折れ変わり果てた母の姿がありました。右足が挟まって抜けず、瓦礫をよけようと頑張りましたが私一人にはどうにもならないほどの重さ、大きさでした。母のことを助けたいけれど、ここに居たら私も流されて死んでしまう。「行かないで」という母に私は「ありがとう、大好きだよ」と伝え、近くにあった小学校へと泳いで渡り、一夜を明かしました。

母親が子どもに「あなただけでも助かって!」と言えるのはドラマの中だけで、現実はそうはいかない。読んだだけでも辛すぎる。


何年経っても忘れないでいよう。
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