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完全に思いつきで書いています。

恐怖や不安は「分からない」から生まれるのです

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出遅れたけど気にしない!

★日本の子供たちからインターネットが消える日 - osakana blog

18歳未満の人たちがインターネット上の「有害情報」に触れないようにする対策を講じる法律案ってのが、3月の中頃から末頃にかけて、姿を現してきた。
<略>
つまり、この法案で何がしたいのかというと、

  • 18歳未満には国によってコントロールされた情報しか見せない
  • 日本でインターネットに関係する全ての人間は、そのための犠牲を払え


私は平凡でフツウのOLなので、ここではウラも何もないお話です。つまり私個人の意見です。とんちんかんなこと言うかもしれません。でも「何も言わないってことは、それを受け入れること」ってことで。騒げー沢ゲー。

・・・でもね。正直インターネットは自由であるからこそいいもんだ!規制したって抜け穴はいっぱいあるんだから意味ないよ!って騒いでいるのは実際リアルでどれだけいるのか疑問なんですよね。あたし20代女性だけど、「インターネットで何してるの?」っていっぱい聞かれるリアルの世界。

感覚的にの話ですけど、今私のまわりで子供を持っている層を見ると「インターネットを規制する法律ができても自分たちには害はないし、むしろ安全になるんじゃない?」という意見の方が圧倒的に多いはずなのです。実際問題、私自身も今もし子供がいたら「何歳までは規制のあるネットを使ってほしいかも」って思ってしまうのが難点。そう、まだ私には「インターネット使用における教育方法」が分からないからなんですね。「分からない」から不安になる。不安になるから規制したくなる。それならば「分かればいい」んだけど、どうやったら「分かる」ようになるか「分からない」。

おそらくネット規制は日本経済の将来すらかかってると思うのです。教育において時に規制は大事だけれど、何でもかんでも規制すればいいわけでもありませんね。カッターは他人や自分を傷つけることができる。でもカッターの使い方、他人や自分を傷つけることがどんなにいけないことか等を教育され、今の一般的な大人たちはカッターを便利ツールとして使用することができるのです。はさみも、包丁も。

時々これらを間違った使い方をする大人がいるように、インターネットも時々間違った使い方をされます。しかしだからと言って日本からカッターやはさみや包丁を全てなくしてしまうと生活に支障があるのは間違いありません。図工の先生は職を失い、家庭ではおいしい料理も食べられなくなります。料理が得意だったお母さんたちは悲鳴をあげ、その料理を楽しみに仕事を頑張っていたサラリーマンはヤル気をなくし、リストラ。そして熟年離婚失業率は上がり、物価も上がり、日本経済はテンヤワンヤになります。
インターネットの自由を奪うと同じような結果を生むということが予想されます。
インターネットを利用してお金持ちになった人たちは、日本の将来に絶望し海外移住を始め、彼らを目指す人たちもそれに続く。人だけでなく会社もそうゆう道をたどります。こうなると確実に国の税金収入は減りますね。世界との格差が浮き彫りになり、日本はテンヤワンヤ。子供たちは「日本おわた\(^o^)/」と叫びながら「自分探し」の海外放浪に出る。そこで出会った本当のインターネット!大きな可能性に気づき「アフィリエイトで一儲け\(^o^)/」と叫びながらそのまま日本に帰ってくることはなくなります。危険な場合は「大学デビュー」のように自由を得た瞬間、狂ったように人格が変わる人もいるかもしれません。

なんだか話がズレた気がします。とにかくこのインターネットというものはもはやカッターやはさみ、包丁と同等、いやそれ以上に生活の一部となり、奪うという選択肢以外の正しい教育が必要なのですね。

もちろんインターネットと他の物を比べることは難しいことです。赤ちゃんにカッターやはさみを持たさないように、子供たちは触れるべきでないサイトもインターネット上にはたくさんあります。

しかしまずは大人たちがもっともっと知る必要があります。インターネットの利用について親と子供がたくさん話し合う家庭になるべきです。mixi だけしてる主婦は mixi 以外も知るべきです。インターネットのすばらしさ、インターネットが生み出した富豪たち(そうゆう人たちは一部でマッチョ*1と呼ばれているみたいです)、インターネットが経済に与える影響。これらは今回の規制案が出る出ない関係なく知っておくべきことだと私は思っているんです。

あと、テレビはネットを敵対視するの止めたほうがいいと思います。敵は日本国内にはもはやいないことに気づくべきです。こんな小さな国がなぜこんな経済大国になったのかを思い出すべきです。よろしければそれらと政治家さんも肩をくんで、日本の将来のこと考えていただきたいものです。

★M1(男性20〜34歳)層とF1(女性20〜34歳)層のメディア接触の推移

これによると、テレビの影響はまだまだおっきいのですね。たくさんの人が見ています。テレビでインターネットが仲良しこよしになれば、何らかの明るい光が見えてくるんじゃないでしょうか。よろしければ政治家さんも一緒に。
そんな簡単なことじゃねーやい!というご意見もあるかと思いますが、難しいことを難しいように考えていくのはいけない癖だと思いますので、温泉か何かでリラックスしてみてはいかがでしょうか。
まぁ自分の意見が正解だとか間違っているとかではなく、ただ黙っているよりはいいと思いましたので長々と書いてみたわけです。
考えることを止めてしまっては明るい光が出てきても気づくことはありません。恐怖や不安は「分からない」から生まれるのです。まずは分かっていない自分に気づくことからスタートします。分からないから子供たちにも教えない、それがもたらす結末が凄まじいものでも、それは知ろうとする勇気と手間と時間を惜しんだ大人たちの責任です。政治家だけでなく、国民ひとり一人の責任なのです。

何も言わないってことは、それを受け入れること!

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★青少年ネット規正法関連のこの24時間くらいの状況 - osakana blog

高市早苗議員の法案については、自主規制で対応したい自民党総務部会が否定的なため、現状そのままの状態だと「党議拘束」をかける(自民党員は反対を許されない)形では通せないのではないかと。ただし、彼女がそれを無視して出すということもありえるし、その場合も民主党がアレだったり、「オマエは未成年にポルノを見せたいのか!?」とか問い詰められると反対し辛いなどなどの理由で、超党派の賛成多数となって可決されてしまう可能性がある。これ主導しているのは内閣だしね。

★リアルメディアが青少年ネット規制法案のヤバさを報じない訳 - osakana blog

この法案を推進している人たちは、長い年月をかけて外堀を埋めて来ているし、本気でこの法案を成立させるつもりなんだね。ということは、反対する側もちゃんと本気になる必要がある、ってことだ。現在のウェブメディアも、もう決して小さな勢力ではないしね。できるだけのことをしてみようと思う。

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*1:マッチョについて詳しくはこちら