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完全に思いつきで書いています。

企業戦士からIT戦士へ

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こんにちは。はるばる兵庫県から来た夫妻です。「夫婦」という表現をみると、自分がドッと歳をとった気分になる。言葉って不思議ですね。
レポというほどでもありませんが1981offの写真を後半に少しアップしておこうと思います。
あと、なんか感動したのでメモとして書いてみる。

つながる若さ− 1981sにかるくシット - mark-wada blog

それにしても若いということは素晴らしい。ネットで団塊世代に声をかけてもどれだけ反応があるのだろうか。ぼくら団塊世代がハチイチの人たちと同じ年齢だった時のことを思い出してみた。
学生時代の反体制政治運動をとりあえず終わらせて、敵であった企業や役所に勤め、何となくブルジョア的生活も悪くはないなと割り切り出したころであった。その清算ができず苦しむやつもいたが大方はちょっとした転向を自分に許したのである。
そして、高度経済成長を支える企業戦士へと変貌していったのである。戦士は戦士でもIT戦士ではなく企業戦士というわけである。この企業戦士はお金は絡むし、見つめる先はみんなばらばらで競争だ。
みんなで語れる共通する技術もなく、あってもほとんどが企業内の集団で、コミュニケーションする場もなかった。それは、狭隘な知識や考え方でありながら、おれがおれがの主張となり、やさしいひとは少数でしかなかったのだ。だから、うらやましいと思うのである。

引用が長くてすみません。この部分を読んで胸がね、なんというかジーンとした。それと同時に自分の不甲斐なさというか心の無さというか平和ボケというかただのバカというか、そうゆうのを感じた。
イチハチoffに参加した直後にも感じたけど、自分はすごくいい時代に生まれたなって思う。なんか、なんでもできる時代なんだって気がする。インターネットという魔法を神様からもらったような気でいた。そんな社会に生まれてきてよかったって思う。
だけどそれは自分が生まれるずっと前から少しずつ少しずつ築かれた社会の上に成り立っている。そんなこと分かっていたんだけど分かっていなかった。企業戦士、団塊世代の人たちが経済大国日本をつくり、その上に自分たちが立っているということをたまに忘れてしまっている自分に気づいた。年寄りを見ると「能力なくなってんだから早く引退しろよー」なんて思ったりしたこともある。ごめんなさい鈴木さん。エクセルの操作、何度も何度もおんなじ質問してきたけど、優しく教えてあげればよかった。「ちゃんとメモってください」なんて言わなきゃよかった。あ、これはちょっと話が違う。

企業戦士からIT戦士に世代は変わりつつある。もう変わったと言い切っていいかもね。やはり常に社会をつくるのは若い力。けどイチハチ世代だってもう若くないと思う。IT戦士って言葉もすぐに企業戦士と同じ歴史上の言葉になるかもしれない。だからこそ自分たちが作る社会はいつもいつもどんなときもどんな変化が起きても先人たちの偉大な功績の上に立っていて、そして次の世代に残していくものってことを忘れないでいよう。ありふれた言葉しか思いつかないけど、先人に感謝の心を忘れずにいたい。そして優しい人でありたい。優しい人にいっぱい会いたい。