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完全に思いつきで書いています。

CSS Nite 騒動について

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昨日まで CSS Nite という言葉すら知らなく「しーえすえすニート」と読んでいた私が、CSS Nite がよいとか悪いとか、収支がどうのこうの、有料がいいの悪いの、無料がいいの悪いの言うつもりはない。
ただ、id:amachang さんが mixiCSS Nite のことをチラッと書いて以来、少し気になったのでいろいろ読んでみたら、いろんなところで書かれていたので読んでみた次第でございます。id:HolyGrail さんがまとめサイトを作ってくれています。

「CSS Nite」収支報告まとめ - devlog.holy-grail.jp

そして id:amachang さんのストレートなキモチがエントリーされていました。

今回の CSS Nite の件について - IT戦記

個人的にはトラウマになるようなどんなことがあったかの詳細も聞ければ、いろんな意味でフェアに見解できるかと思ったけども、ものっそい身内ビイキな私がフェアになれるはずもないので。だからと言うかここでは「VS」系の話はしない。id:amachang さんも言っているようにこれは「Shibuya.JS vs CSS Nite」の問題でもないし、いろんなところで書かれている「有料はダメなのか?」「お金とってもいいと思う」というような「有料 vs 無料」という問題でもないと思う。どんだけ高くてもその開催内容が料金同等のものであれば人は皆ハッピーになれる。私の知り合いで何十万もかけてオーストラリアにまでセミナーに行くつわものもいる。ものすごくハッピーになって帰国していた。それはどうでもいい。
まず私が思う一番大事なことだけ書いておくとすると、人数が多ければ多いほど賛否両論あるということ。個人的にはそれが頭になかった CSS Nite の人が収支概算を公表してしまったことにあるんじゃないかと思います。皆に認めてもらおう、俺は正しい!というようなアピールにしか私には見えなかった。

収支概算を公表します:[Web標準の日々]- CSS Nite

”ご参加いただく方には気持ちよくご来場いただきたい”のであれば収支概算を煽られた形で発表するのではなく始めから出しておくか、当日の内容で勝負したらいいと思う。高いと言われているセミナーでこんなにもたくさんの人が集まるのだから、講師軍の豪華さとか内容とか魅力があるという証拠ではないだろうか。実際に参加する人は「この豪華さでこの値段は安い」と言っている人もいるんだから。収支概算を公表したことで余計に謎が深まる部分もあったと思うしターゲットをしっかりしていれば、こんな騒動にならなかったのではないかと専門家口調で調子に乗って書きすぎましたすみません。悪いとか悪くないとか書かないって言ったのにね。でもすごく客観的に見て、ここはフェアな視点で感じられたから。私は Web 標準が一体何なのかすらしらないしプログラムも全然わかんないしそうゆう業界のことは詳しくないけど、個人で Aupair Japan という草の根的な活動を無料で行っている。無料といってもマッチング毎にファミリーから手数料をもらってる。そして今後は Aupair Japan も有料にする方向でいる。ミジンコながらも有料とか無料とかサービスとかユーザーとかのことを必死で考えている。無料にするメリットもあるし、有料にするメリットもある。ミジンコもそれくらいは何となく分かっているつもり。実際に何かをやったことがある人なら絶対に分かると思う。Dan さんも言っている、「モノの値段を決めるのは、心理的にはしごく難しい。」

Web業界の底上げとか崇高な考えがあるなら、お前ら率先して金取ろうよ - 404 Blog Not Found

ということでここで今回の件について私の考えをまとめると、叩かれる人は叩かれるだけのことをしているし(良い意味で)、叩かれることをおそれていてはデカイことはできないんじゃないかということ。ネット上に自分の意見を書くのは少しコワイこともあるけれど、叩かれることもなく誰にも見られないようなモノなら存在していないのも同じ。いろんな人がいていろんな考えがあって否定派も肯定派もいてそれがいろんな部分を成長させていくんだなぁ(人も含めて)と、明日には忘れてしまいそうなありきたりのことを考えています。

もうすでに有名人で叩かれる覚悟を持ってストレートにキモチをネット上に公開した id:amachang さんを尊敬するし、CSS Nite さんには CSS Nite さんが持つ信念を貫いていってほしいと思います。それぞれ指示してくれる人たちを大事にしていけばいいんじゃないかと思う次第です。でもやっぱり人をトラウマにさせるようなことは控えてい(ry

今回の件で、業界は違えど何かを開催する、運営するという立場で私自身もいろいろと考え学ばせていただきました。同時にこんなにもたくさんの人の意見を同時に見ることができるインターネットってすばらしい。さすが素人、こんな感動を今だに覚えます。