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完全に思いつきで書いています。

ブログは真の議論が生まれ、限りなく真実に近い事柄が抽出できる

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気合を入れてはてなダイアリーを始めたけれど、前回の記事からずいぶんと間が空いてしまいました。というのも、やはり「ちゃんとしたことを書こう!」と思うと、ちょっと腰が重くなっちゃいます。書きたいことはたくさんあるのだけど。・・・という気分も正直なところあるのですが、更新できなかった理由はもう1つあります。

じつわ先週末の金曜日から昨日の月曜日までの3日間、東京へ行っておりました。メインの目的は、白石まりえさんという面白い女社長(株式会社ホワイトストーン)の出版記念イベントに参加するためでした。ブログで参加者を募集され、応募したら当たっちゃいました。(ブログを読んでると、こうゆうチャンスにもめぐりあえるのですね。)毎日のようにブログを読んでいる方に会うっていうのは、まるで芸能人に会うかのような感覚。まりえさんはとにかくカワユスでした。胸でかかったぁ・・・

東京旅記もまとまったらここに post させてもらいます。すんごーーく楽しかったので長くなりそうだし。

さてさて。今日はブログを書く理由(後編)です。さっそくですが私がブログから得たメリットを挙げてみます。全ての挙げるには多すぎて無理なので、今思い出せる大き目なものを。

  1. identity を伝える手段として有効である
  2. 友人とのコミュニケーションツールとして大活躍する
  3. コメントを利用していろいろな人の意見が聞ける・問題が解決する
  4. リアル世界では知り合うことすらない人と交流がもてる・人脈が広がる
  5. 著名な人に気軽にラブレター(コメント)を書ける、しかも返事がもらえる
  6. 真の議論が生まれ、限りなく真実に近い事柄が抽出できる

その他にも文章能力が向上する、や、自分の勉強ノートとしての代用に最適、というメリットがありますが、とりあえず上記のもので。

いま全ての項目を細かく記載すると、読む気失せるような長い記事になってしまうので、追々やっていきます。今日はいい例を見つけたので、6.真の議論が生まれ、限りなく真実に近い事柄が抽出できるにスポットを当ててみます。

まず、渡辺千賀さんのこの記事をご覧ください。

日本発のソフトが少ないのは日本人が英語が苦手だから

自動車産業にもソフトウェア産業にも疎い私は、Chika-san の記事を読んで何の反応もすることなく「へー。なるほど。」という具合で delicio.us しました。しかし今回は内容よりもコメント欄・トラックバック欄に注目すべきであるとすぐに分かりました。(是非一読ください)

トラックバック先に行くと、Chika-san の書いた記事内容においての議論が始まっています。

404 Blog Not Found - 日本発のソフトが少ないのは日本がアメリカではないから

このように、それぞれ著名な方がそれぞれの見解をブログに書き連ねます。それを見ていくと「日本発のソフトが少ないのは日本人が英語が苦手だから」という意見は Chika-san という一人の人の「意見」でしかないことがわかります。もちろんその意見が事実ではない、というわけではないし、Chika-san がデータなどを参考に生み出した「事実に近い意見」であるのだけど、これを鵜呑みにしてしまうと曲がった事実として私の中で蓄積されていたように思います。

たとえば私がブログなど一切見ないで Chika-san が書いた新聞記事のみを見たとします。「こんな頭がいい人が言うんだから、そうなんだろうな」というふうに、鵜呑みにしてしまうでしょう。そして自分の中で「日本発のソフトが少ない=英語が苦手なせい」ということが何の疑いもなしに成り立ってしまいます。そう、自分に知識がない分野は、影響力のある方の「意見」が全ての「事実」となってしまうのです。自分で調べもしないで。

しかしブログではカンタンにいろんな意見を見ることができます。ブロガーは有効なデータや引用などを調査し、そこから事実を見つけ出そうと努力します。これは議論でありケンカではありません。この議論によってより事実に近いことが多くの人の目に触れます。そうゆう人たちを見ていると、誰が言おうと何も調べもしないで自分の中の事実にするということがいかに恐ろしいことかが分かってきます。

ブログのメリットとして”真の議論が生まれ、限りなく真実に近い事柄が抽出できる”と私が思うのはまさにこういったことです。何も著名な人でなくても議論に参加していいのもブログの特徴です。誰が発言するか、ではなく、何を発言するか、を公平に判断し、読者は指摘できるのです。


私も早くこういった議論に参加できるようなブロガーになりたいと思います。そのためにはやっぱり、毎日ブログを書いて、読んで、精進するしかないのですね。今回の記事で、Chika-san がこんなふうに言ってます。かっこいいなぁ。

私は読み手が30人だろうが3万人だろうが、自分が満足できるレベルのものを書きます。

それが「アルファブロガーらしくないから」と言われることには激しい反発を感じます。アルファブロガーというのは他人が決めたこと。他人が私をどう評価するかに関わらず、私は私が書きたいことを自分が満足できるレベルで書くだけです。時には間違いも大いにあるでしょうけど。

私はこのブログにいいこと書こうと意気込みすぎるので、それよりもまず自分が書きたいことを書き続けることにしよう。


photo: ZARA で試着したドレス。(迷ったけど買ってません。ってか、コレ、夏の写真やなぁ・・・)